東京のイチオシ看護師求人をピックアップ!

  • 看護師求人の数に関していえば、東京都は全国でも最多!人材不足で引く手あまたの病院が少なくありません。何といっても、東京都の全病院の病床数合計は129,032床です。現在は入院患者10人に対して看護師1人が常に勤務中であることが絶対条件。さらに2007年以降の診療報酬規定では、入院患者7人に看護師1人の比率が推奨されています。病棟看護師だけで、これだけの人数が必要とされている以上、東京都の看護師求人数は相当なものになるでしょう。
    仮に、かつての雇用基準だった“入院患者数と雇用看護師が1:2の比率”を当てはめると、東京都内の病棟看護師は26万人ほど必要になる計算。それ以外に手術室勤務やICU担当を加え、さらに上記の病床数合計に算入されていない“病床19以下の診療所”で働く看護師の数を足すと、最終的に都内で必要になる看護師は1つの地方都市に匹敵するほどの数になります。まぁ、1:2の看護配置基準は、雇用数であって実質配置数ではありませんが。しかし、いずれにせよ東京都は看護師の転職を考える上でもっとも有利な売り手市場なのは確かです。もし、今の給与条件に納得できなかったり、人間関係にうんざりしているのであれば、強気に転職活動を初めてはいかがでしょうか?求人はいくらでもあるんですから!
  • 東京

高給与&夜勤ナシの看護師求人特集~東京編

東京の病院・医療求人事情~超看護師不足!?

  • basic data
  • 病院数
    593ヶ所
    診療所数
    12,684ヶ所
    高齢者人口
    2,633,325人
    後期高齢者人口
    1,260,591人

    ※2013年1月時点のデータです

都内の病院総数は593件と日本一ですが、実は東京の人口があまりにも多いせいで、人口あたりの病院充足率はあまり高くないのをご存じだったでしょうか?
新人看護師が毎年補充される大学病院ですら人手が足りていない現状では、人手不足でネコの手も借りたい状況の病院が大多数。だからこそ、東京都内には看護師求人を常時出している病院がたくさんあるわけです!
それに、これから高齢化がもっと進行すれば、看護師の人数は不足する一方。現在、都内の75歳以上の後期高齢者は約130万人おり、この内29.4%が要支援・要介護の認定を受けています。さらに、今後20年以内に後期高齢者人口が200万人の大台を突破すると予測されており、どんどん介護・看護が必要な人口が増大していくことになるわけです。そうした点を考えても、東京都内の看護師求人は今後とも増加することはあっても減少することはないでしょう。

  • 東京は全国ワースト7位の病院不足エリア!?

    ところで、冒頭で“東京では人口あたりの病院数が不足している”とお話ししましたね。実は、東京都における人口10万人あたりの病院数は4.51院に留まっているんです。なんと、これは全国47都道府県の中で40位という、下から数えて7番目の低水準。東京都というのは、人口の増加に病院の数が追いついていない都道府県なのです。
    ただ、入院設備19床以下の診療所の数を見てみると、今度はまったく逆の結果に。診療所の数は12,684院で全国1位、さらに人口10万人あたりの診療所数も96.36院と全国5位になっています。もともと、人口10万人あたりの医師数でいっても京都府に次ぐ第2位となっており、決して医師の人材不足というふうには見えません。ですが、実はここに1つの落とし穴が…。実は、診療所の多くは高度経済成長期に開院しているので、院長を務めている開業医がそろそろ引退する老年期にさしかかっているのです。このまま後継者のいない診療所がどんどん閉鎖されていくと、いずれは診療所の数が足りなくなってしまうかもしれません。首都東京でも、いずれ医療関係者が不足する可能性があるのです。

  • 東京は全国ワースト7位の病院不足エリア!?
  • 東京は病院激戦区!中には倒産する医院も…
  • 東京は病院激戦区!中には倒産する医院も…

    さらにもう1つ、ここで東京都内の医療従事者にとって有り難くない情報を書き加えなくてはなりません。最近は医療機関の倒産が相次いでおり、2001年から2007年までの7年間で210件が倒産に追い込まれています。しかも、その210件のうち東京都内の医療機関が40件…!これは47都道府県でダントツのワースト1位で、2位の大阪府(27件)に13院もの大差をつけてしまっています。都市部の医療機関が過当競争を起こしており、特に中小病院・診療所が患者のシェアを奪い合って共倒れするケースが出ていているんですね。東京都内で転職活動をする場合は、こういった問題を意識しておくことも必要になるでしょう。この傾向に歯止めがかからなければ、東京で想像を絶するような医療機関不足・医療従事者の人材不足が起こるリスクも否定できないのです。

  • やはり都内は高額年収!でも准看護師の方が高い!?

    なんだか良くない話題ばかりにみえますが、ここで看護師の給与条件に目を移すと、やはり東京都は高水準です。日本全国の看護師の平均年収が469万円程度となっている中、東京都の看護師に限れば523万2000円!労働者の平均給与が高い首都東京は、他県よりも看護師の年収が高くなる傾向にあるようです。
    ただ、1つ興味深いのは正看護師の平均が上記の通り523万2000円なのに対し、准看護師の平均が524万5500円という逆転現象が起きているところ。これは、正看護師の平均年齢が34.6歳、勤続年数の平均が5.6年となっているのに対し、准看護師は平均年齢47.0歳、勤続年数の平均は8.0年となっているのからです。つまり、准看護師は平均年齢も高く勤続年数も多いので、支給額の平均値を取ると、若手が多い正看護師に比べて高く見えるというわけ。同じ年齢・同じ勤続年数であれば、正看護師のほうが高給なことに変わりはありません。准看護師さんのほうが離職率が低いために発生する、統計上のカラクリというやつですね。ただし他の都道府県は、基本的に正看護師の平均年収のほうが高いので、東京独特の現象といえそうです。東京以外では、静岡と奈良で同様の逆転現象が起きており、逆に群馬は正看護師が100万円以上高いという真逆の傾向を示しています。

  • やはり都内は高額年収!でも准看護師の方が高い!?

東京の看護師求人事情まとめ!

  • 東京では10万人の患者さんを、たった5つの病院で診ている計算。どの病院も忙し過ぎて超看護師不足!
  • 2035年には首都圏の高齢人口が1000万人を突破!?今後も看護師需要はウナギのぼり!
  • 東京の病院倒産件数は、なんと全国ワースト1位…だからこそ転職先選びは慎重に!
  • 都内の看護師年収レベルは全国第3位! 平均500万円を超える高収入が期待できます!

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