看護師求人なら調布市は在宅医療系がオススメ!

調布市は病院数が8院で、うち2院が精神病院ですから一般病院数は6院にとどまっています。仮にすべての病院で配置基準7:1を満たしたとしても、それほど病棟看護師の需要が大きいとはいえません。
一般診療所の数も193院となっており、目立って少ないわけではありませんが、特に多いとも言えないのが実情。病棟勤務・外来勤務といった一般的な求人に限定してしまうと、それほど有利な地域ではなさそうです。
ただ、調布市は在宅医療の拡充に向けたモデル事業を行っており、訪問看護の分野ではかなりの人材需要が出てくると予想されます。病院勤務へのこだわりがないなら、訪問看護ステーションへの転職を検討してみるのも面白いでしょう。
事業所によっては24時間のオンコール対応が求められ、場合によっては自分の判断で応急処置を施す必要のある訪問介護。過酷な状況を語る体験談も多く、尻込みしてしまう人もいるようですが、その分お給料も高めで、ナースステーションのような閉塞的な人間関係に悩まされる事もありません。この機会にキャリアUPを検討してみるのも一つの手だと思います。

調布市の看護師求人まとめ特選データ集

看護師の訪問介護に注力する調布市の求人事情

  • basic data
  • 病院数
    6ヶ所
    診療所数
    193ヶ所
    高齢者人口
    44,013人
    後期高齢者人口
    21,589人

    ※2013年2月時点のデータです

調布市の特徴は在宅医療の拡充に力を入れているところでしょう。調布市医師会が設置している『ちょうふ在宅医療相談室』が主体となって、多くの高齢者が自宅で安心して療養生活を送れるように努力しています。
ちょうふ在宅医療相談室は、家族からの福祉・介護・医療相談を受け付けており、専門の相談員が適切なアドバイスを行うための施設です。しかも、ただ相談窓口として機能しているだけでなく、実際に往診を行っている在宅医の紹介も行っています。
調布市医師会単独の活動ではなく、在宅医・地域包括支援センター・ケアマネージャー・訪問看護ステーションなどと密に連携を取っているからこそ可能な支援でしょう。当然、こうした在宅医療の担い手となる看護師の求人も他エリアに比べ豊富です。

  • 調布市は東京都の在宅医療推進モデル地区

    鉄道・街道網が数多く巡らされているため、東西間の移動が容易な調布市。そのため、何らかの病気に悩まされている患者さんが、遠方の医療機関に通院する例も多いのです。
    普段から遠方まで通うような方ではなくても、急性疾患・がんなどに罹患した患者さんは、遠方の特定機能病院に入院することもあるでしょう。
    しかし、治療後の療養では調布市内に戻ってくるケースがほとんど。高齢・病後で体力も落ちているため、それまでのように遠方の医療機関へ通院することもままなりません。
    実際、長期療養の際には30%以上の患者さんが在宅でのケアを望んでいます。しかし、情報不足から在宅医療に踏み切れず、なんと6割の方が在宅での療養を諦めている状態。そこで、調布市医師会の在宅医療相談室が訪問介護体制の充実のために奔走しているわけです。
    もともと東京都全体から上がっている“在宅医療の紹介機関が必要”という声を受け、東京都のモデル事業として企画されたのが始まり。そのモデル事業に、調布市医師会が応募して『ちょうふ在宅医療相談室』が誕生したという経緯なのです。

  • 調布市は東京都の在宅医療推進モデル地区
  • 訪問看護ステーション勤務のチャンス!?
  • 訪問看護ステーション勤務のチャンス!?

    こうした状況を考えれば、これからの調布市は在宅医療をめぐる環境を整備していくことが予想されます。わざわざ東京都のモデル事業を引き受けたのですから、市が充分な支援を行うのは想像に難くありません。
    となれば、転職の際に訪問看護ステーションに勤務する訪問看護師を目指すという方向性もありでしょう。在宅医療の注目が集まっている今なら、普段より多くの看護師需要が生まれる可能性が高いからです。
    調布市には病院が8院しかなく、病棟看護師の需要がそれほど高い地域ではありません。となれば、これから拡大していく傾向を見せている訪問看護師の仕事を目指すほうが有利になると考えられるでしょう。

看護師の求人事情まとめ~調布市編

  • 一般病院数6院の調布市。病棟勤務の看護師需要はやや少な目?
  • 調布市は東京都の在宅医療推進モデル地区。訪問介護系の求人も多く狙い目かも!?
  • 精神病院が2院もある調布市。精神科勤務希望者には理想のエリア?
  • 調布市は診療所も193院と充実。病院勤務にこだわりが無ければこの機会に是非!

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