看護師転職を100%成功させる秘訣!

他の職業に比べ、転職の機会が多い看護師という仕事。これで2回目、3回目の転職だという看護師さんも、それほど珍しくはないでしょう。
でもそれって、ちょっと嫌な言い方をすると、今まで何度も転職に失敗しているって事かも知れませんよね。
そこで、このページでは転職を成功させるために知っておくべき秘訣を紹介しています。全国に無数の病院がある中で、満足のいく給与条件、労働環境の求人を手にするためには、いったいどういった部分に注意すれば良いのか?そういった問題すべてに答を出したいと思います。
例えば求人情報に書かれている“月収”ですが、これだけを見ても給与条件が良いかどうか判断はできません。それが基本給なのか、手当を含むのかによって大違いですし、月収といっても“本当に1ヶ月の手取り”なのか“賞与を含めた年収÷12の数値”なのかによって天と地ほど変わってしまう可能性もあるでしょう。本当に最高条件の転職を実現するため、今すぐ知っておきたい知識を1つ残らず公開していますので、是非とも参考にしてくださいね!

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まだまだある!転職を成功させる5つの秘訣!

1~2年のサイクルで転職する人も決して珍しくない看護師業界。そして、他の職種のように転職経歴がマイナスに捉えられる事もなく、キャリアUPを重ねてきた方の場合は、かえって高給採用される要因となる事もあります。とはいえ、いくら他業種と比べて転職が容易だとはいえ、一回入職したら、そう簡単に辞めるわけにはいきません。「入職して半年もたたずに辞めました…」なんてことになったら、さすがに職歴に傷がつき、次の転職活動に悪影響を及ぼす可能性は大。せっかく引く手あまたの売り手市場なんですから、よく見極めずに転職してしまうのではなく、なるべく有利な条件で入職したいものです。そこで、ここでは、そうした優良な転職案件を見極めるコツと、そうした病院にうまく入職するためのテクニックを紹介していきたいと思います。

  • 手取り額に惑わされない!
    給与条件の部分に“年収500万円”とか“月収30万円”とある場合、基本給と手当の比率に要注目!賞与や昇給幅は基本給から算出されるため、長い目で見れば基本給を重視したほうが有利なのです。
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  • 病床の種類によって看護師配置基準が違う!
    夜勤の辛さ、仕事の大変さを判断する材料として、看護師配置基準があります。
    しかし、病床の種類によって配置基準は異なりますから、一律に“7:1かどうか”だけを見ても意味がありません。
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  • どっちが良いの?
    公立病院VS民間病院
    公立病院だと公務員に準じる待遇になりますが、公務員ってどれくらいの待遇?民間病院か県立、市立病院かで悩んでいるなら必読です!あなたにピッタリの職場を見つけましょう。
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  • 履歴書の書き方にも注意!
    転職する時は面接にばかりに注意が向きがちですが、採用担当者は履歴書、職務経歴書にも目を光らせています!書類審査で落ちてしまったり、書類が面接の足をひっぱることがないよう全力投球を!
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  • 病院・病棟勤務以外の選択肢にも目を向けて!
    看護師を必要としているのは病院だけではありません。医療が高度化していくのに比例して、看護師の仕事はどんどん多様化しています!新しい環境を求めている方は、病院以外の職場を検討してみてはいかがでしょうか?
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医者

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ボーナス額や諸手当は基本給から計算されます!

drug多くの求人情報には年収、月給の目安が掲載されていますが、これだけでは肝心の部分が分からないのです。それは、その年収や月給のうち、どのくらいが基本給なのかという比率。時間外労働や深夜労働の手当額は“基本給+25%”以上の額にしなければならないと決められており、基本給が多いほど手当額も多くなります。さらに賞与が4ヶ月分出るという表現の場合、正確には“諸手当を除いた基本給×4ヵ月分”を意味します。
これは5%昇給といった表現の場合もまったく同じ。要するに、手当額が多いために月収が多くなっていたとしても、ボーナスや将来的な昇給幅を考えると…あまり得をしないということになります。せっかく転職をするのなら、是非とも手取りだけでなく基本給の割合に注意するようにしましょう。
実は、平均すると看護師の手取りのうち基本給は88.7%に過ぎず、残りはすべて手当額なのです。ですから、手当を含めた手取り総額だけ見ても、賞与や昇給の期待値は分かりません。万が一にも、手取り額は高いけど実は夜勤の多い病院で、夜勤手当が高めに設定されているだけ、といった条件に釣られてしまわないように気をつけてください。また、手取りがほとんど同額の病院2つを比較する場合、基本給割合が高いほうが絶対に得!比較検討の決め手にも使える基本給に、しっかり目を向けるようにしましょう。
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“忙しさ”の目安になる配置基準には、病床種別でかなり差があります!

その病院がどれだけ忙しいか、もっとハッキリ言えば“人手不足の深刻度がどれくらいか”を知るためには、看護配置基準を確認するのがセオリー。しかし、一般病棟の看護師しか経験していない人の中には「とりあえず7:1が良いんだよね?」くらいの知識しかない方もいらっしゃるかと思います。でも、実際には病床の種類によって配置基準にも差がありますし、病院の特徴によっては、たとえ数字上の配置基準が悪くても特に問題がない場合もあります。以下に、看護師配置基準の概要をまとめましたのでご覧ください。
《一般病床》
正看護師比率病床の特徴
7:1配置70%以上必要入院日数18日以内の急性期病棟
10:1配置70%以上必要入院日数21日以内の急性期病棟
13:1配置70%以上必要入院日数24日以内の急性期・亜急性期病棟
15:1配置40%以上必要入院日数60日以内の亜急性期病棟
《療養病床》
正看護師比率病床の特徴
20:1配置20%以上必要重傷者が多い場合に向いている
25:1配置20%以上必要重傷者が少ない場合に向いている
《精神病床》
正看護師比率病床の特徴
10:1配置70%以上必要入院日数40日以内で、精神科救急に対応可能な病院など
13:1配置70%以上必要入院日数80日以内の精神急性期病棟
15:1配置40%以上必要精神一般病棟or精神療養病棟
18:1配置40%以上必要精神療養病棟
20:1配置40%以上必要精神療養病棟
《回復期リハビリ病床》
正看護師比率病床の特徴
15:1配置40%以上必要入院日数180日以内が目安
以上のように、看護師配置基準は病棟の特徴によって考えられているのです。つまり、これらを一切無視して、一般病床が7:1配置の病院と療養病床が20:1の病院を比べるといった行為はナンセンスということ。また、例え一般病床が7:1と15:1の病院を比べるとしても、7:1配置でも救急指定の病院で超多忙というケースがありますし、15:1でも重症患者は紹介状を書いて他へ回すという病院なら余裕を持って仕事ができるでしょう。だからこそ、配置基準も大切ですが、その数字だけを見て全てを判断するのではなく、病院の内情を細かく分析することも重要になってくると思います。
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あなたが“何を重視するか”で、公立病院と民間病院の優劣は決まります

examinationまず、公立病院の場合は常勤採用になった時点で国家or地方公務員としての身分が保証されます。市立病院や県立病院の看護職員になった場合は、看護職員公務員試験といったものを経なくても公務員待遇なのです。
また、公立病院は民間と違ってある程度、労働基準法を守ります。さすがに看護師ですから残業ゼロというわけにはいきませんが、それでも民間と比べるとかなり少なくなります。
さすがに公共機関が労働基準監督署の目を盗んで大量の残業を課すわけにはいきませんからね…。
ただ、一般的にいって民間病院で時間外手当、夜勤手当をもらってバリバリ働くのに比べると給与はやや落ちます。また、地方にもよりますが昇給幅が低く、師長などに昇格できないと勤続年数のわりに稼げないことも…。加えて、人口の少ない地方都市では公立病院の経営難&廃院が相次いでおり、地域によっては給与が低かったり、公務員のわりに来年の身分さえ危ういという場合もあるようです。
結局のところ“民間だから、公立だから”というものではなく、病院や地域ごとに状況が異なっているというのが実情といえますね。ただ、残業の分量については原則“公立<民間”です。これらを参考にした上で、転職コンサルタントに病院の内情を質問するなどして決めていくのが良いでしょう。
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採用の決定打…ではないけれど履歴書の書き方は重要!

もちろん面接や実務経験のほうがウエイトが高いのですが、採否に迷った場合などには履歴書の印象が決め手になってしまうこともあります。面接官も人間ですから、ちょっとしたイメージに振り回されて判断が変わることもあるでしょう。履歴書というのは、応募者にとって“上手く書いたからといってプラスになることはほとんどないのに、いくらでもマイナスにはなり得る”なかなか厄介な代物なのです。
上手く書くコツは、プラスになることを書くのは難しいので、とにかく徹底的にマイナス要素を排除すること!

《履歴書の注意点》

  • 1.履歴書の学校名や会社名は略さない!
  • 2.修正液や修正テープは使用不可!間違えたら書き直す!
  • 3.シャープペンシルや鉛筆など、後から書き直せる筆記具はダメ!
  • 4.余所から返送されてきた履歴書の使い回しは厳禁!
  • 5.捺印は上下逆さまや傾いていては不可!
見られているのは、重要な場面で手を抜かず、誠心誠意の対応をしているかどうか。仕事に入った時、ここぞという時に気を抜くようでは話になりません。面接官は、転職活動は人生の岐路だから、まともな神経をしていれば丁寧に作業するはずだ、と考えています。
上に挙げた5点を見て「こんなことする人がいるのか、非常識な人もいるもんだ」なんて思っているような方々でも結構多いのが、PCで入力したのに日付だけ手書きにしている履歴書。日付だけを空白にして大量印刷するのだって立派な手抜きです!
ちなみに、手書きとPC入力では、昔は手書きにするべきという意見も多かったのですが、今の時代はどちらでも大丈夫。文字が上手じゃない人の場合“気持ちを伝えよう”なんて張り切って手書きにすると損をしてしまいます。伝わるのは残念ながら“この人、字が下手なんだな”ということだけです。個人的には、相当達筆な人であればプラスの印象になる可能性もあるので手書きにするのも良いですが、そうでない限りはPC入力のほうが無難ではないかと思います。人事担当者によっては、「新卒なら手書き、転職者ならPC入力が良い」などと言う人もいます。何の技術もない新卒者は“熱意”が重要なファクターになるので手書きが良いが、転職者の場合は技術や経験が評価基準になるので履歴書の中身その物が重要であって、無駄に手書きにしてくる人は効率的に仕事をこなす能力が無いと判断するそうです。
なお、PC入力の際は、フォントにも気を遣ってください。人事担当者が老眼などの場合でも読みやすいように最低でも12ptの大きさで、書籍などにも用いられる明朝体にするのが無難です。

《封筒と添え状について》

  • 1.きちんと添え状&職務経歴書を同封する!
  • 2.職務経歴書はもっともPRすべき点に絞って短くまとめる!
  • 3.相手方住所、自分の住所ともに略さない!
  • 4.封筒の表面には“履歴書在中”の朱書を忘れずに!
  • 5.ノリで貼った部分には「〆」マーク!
  • 6.宛名は「○○病院 人事課」などの下に御中をつける!
添え状の文面については、簡単な挨拶と自己PR程度で構いません。ただ、履歴書や職務経歴書と違って何の定型もないせいか苦手な方も多いようです。どうしても文面が浮かばないという方は、以下のカッコ内を埋めて使用してください。

・添え状文面

拝啓

貴院におかれましては、益々ご発展のことと、お慶び申し上げます。
さて、このたび貴院の採用情報を拝見し、応募させて頂きました。
私と致しましては貴院の(       )に深く共感しており、及ばずながらお役に立ちたいと存じます。
私は前職にて(       )に携わってまいりました。
この経験を貴院での(         )に活かしてまいりたい、また活かしていけると考えております。
つきましては、履歴書および職務経歴書を同封いたしましたので、お忙しいところ恐縮ではございますが、
ご査収頂ければ幸いに存じます。
是非、面接の機会を賜りたく存じますので、何卒ご検討のほどお願い申し上げます。

敬具

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病院と介護施設だけが看護師の職場ではありません!

thermometer看護師の職場というと、まずは病院が挙げられます。その他の候補というと、訪問看護ステーションや老人保健施設、老人福祉施設など。しかし、最近では医療機関でも介護施設でもない第3の道が出てきているのをご存じですか?
まずは企業看護師です。厳密には看護師の仕事をするわけではありませんが、医療と密接に関わる分野で看護師資格がある人は重宝されます。具体的には製薬会社で治験コーディネーター(CRC)や臨床実験モニター(CRA)として働く場合などです。製薬会社に雇われるので看護師とは少し異なりますが、治験には医師、薬剤師、臨床検査技師なども参加しますし、治験は製薬会社と連携した医療施設で行われます。治験参加者へのインフォームドコンセントやスクリーニングを行う場合、医療実務経験のある看護師は大きな戦力。一般企業にも残業はありますが、病院よりはマシですし土日休みも実現可能です。
その他、高齢者の健康相談に応じるコールセンターでオペレーターをする看護師もいます。高齢化に伴って健康相談窓口が増えているので、こういった需要もあるのです。これなら座り仕事ですから、体力的に不安のある方でも問題なく仕事ができるでしょう。
ご自分の重視するポイントによっては、ひょっとしたら病院や老人ホームより、こういった第3の道のほうがマッチするかもしれません。視野を広く持って、あらゆる可能性を模索されてはいかがでしょうか。
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