看護師求人激戦エリア!新宿区の転職事情は?
大きな病院が多く、人口が30万人近い新宿区であれば、看護師求人の数も安定して多いのではないかと思います。新宿という場所柄、大病院の数は圧倒的。信濃町の慶應大学病院、西新宿の東京医科大学病院など病床数が1,000を超えるところも存在しています。他にも、520病床を持つ津久戸町の東京厚生年金病院、304床を用意している歌舞伎町の東京都保険医療公社大久保病院など大規模な病院が多く揃っている地域です。
また、新宿区は区内の病床数が都内3位と多く、さらに病院1つあたりに用意されている病床数でも3位。病床数が多いということは、入院患者が多いということ。必然的に病棟看護師の需要も高まります。自信を持って転職活動を始められそうですね。
大規模病院も多く、オペ室・集中治療室・救急病棟などで経験を積みたい看護師さんにとって魅力的な職場も多いですから、是非とも自分の志望にマッチした看護師求人を探してみましょう!
新宿区の看護師求人データ特選集
求人事情まとめ~新宿区は1万8千人の看護師需要が!?
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- 病院数
- 16ヶ所
- 診療所数
- 588ヶ所
- 高齢者人口
- 61,875人
- 後期高齢者人口
- 30,687人
※2013年1月時点のデータです
希望条件に関わらず、どんな看護師さんでも充分な求人が見つけられるのが、新宿区の強みです。
新宿区には病床数20以上の病院が18院あり、それらの病床を合計すると6,750病床となります。現在は入院患者1人に対して看護師10人が常に勤務中であることが必須。2007年以降は、入院患者1人に対して看護師7人が勤務中だと望ましいという基準で動いていますから、新宿区に必要な看護師の数は相当なものになりますね。
6,750病床が満床近くになった場合、常に1:7の人数比を維持するためには18,000人以上の病棟看護師が必要になるはずです。それにオペナース・ICUナースなどを併せると、その数はさらに増加します。新宿区の看護師需要が高い水準にあることは疑いありません。
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都内第3位の病床数で看護師の求人も多数!
6,750という病床数は、都内で板橋区と八王子市に続く第3位。1病院あたりの病床数でも375となっており、これも都内で文京区と狛江市に続く第3位です。病床合計と病院あたりの病床数でともに都内3位という規模を誇る新宿区は、大病院志望の看護師さんにとっても、小規模病院で仕事をしたい看護師さんにとっても、ともに充分な働き口があるということを意味します。
また、病床19以下の診療所は588院を数えるので、外来のみで負担なく働きたい看護師さんも、新宿区で充分な数のお仕事を探し出すことができるでしょう。
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ファミリー層が少ない新宿で、産科・小児科は不利!?
新宿は、都心にもかかわらず定住人口自体も287,505人と多い上、新宿に通勤している人数を示す昼間人口が莫大な数に上ることを加味すると、医療機関の需要はかなり大きいはず。ただし、未成年の人口は27,522人で全人口の9.6%と目立って少ないので、小児科・産婦人科志望の看護師さんにとっては厳しいと思います。やはり子育ての環境面では色々と不安のある大都会。結婚・出産を機会に郊外へ引っ込むという選択をする方が多いのは、仕方ない部分ですね。
さらに、人口ピラミッドを見てみると20代~40代の社会人が特に多く、もっとも健康な世代の人間が集まっている点は要注目です。人でごった返す新宿とはいえ、そのイメージほど病人が多くはないと捉えておいたほうが良いでしょう。もちろん、それでも人口が人口なので医療機関の需要はあるはずですが。
新宿区の看護師求人4つの心得
- 病床の数が都内3位の新宿区!病棟看護師志望の方は自信を持って転職活動を!
- 15歳未満の人口が27,522名と少ないので、小児科志望の看護師さんは不利かも…!?
- 診療所が588院と多く、クリニック志望の看護師さんにも充分な働き口がある!
- 大病院が集まっているので、スキルアップ志向の看護師さんに有利!