看護師求人の特選データ集～立川市編

求人は大病院がメイン!?立川市の看護師転職事情

都内にお住まいの方であれば、立川市が都下を代表する大都市の1つであることをご存じでしょう。しかし、そのわりには病院数が7院と決して多くありません。155院という診療所の数についても同様です。
ただ、比較的規模の大きな病院が多いので、大病院志望の看護師さんにとっては悪くない条件といえます。一般病床500床を備えた国家公務員共済組合連合会の立川病院、455床の国立病院機構災害医療センターなどはその代表格。もちろん、公的機関色が強い病院ほど中途採用の求人が出しにくい傾向があるので簡単にはいきませんが、その他にも病床数3桁の大規模病院が3院ありますので望みはあるでしょう。
立川市内の病院を第1選択としつつ、近隣エリアの求人情報も併せて見ていくのが現実的な方向性でしょうか。

立川市のオススメ看護師求人情報

看護師の労働環境も良好！立川市の医療求人事情

• 離職率低減！立川相互病院の試みに注目

  全国的に看護師不足が大きな問題になっているのはご存じの通り。特に2006年の診療報酬改定によって7：1の看護師配置基準が導入されてからというもの、病院が看護師を奪い合っている状況で、人材不足が浮き彫りになってしまったのは記憶に新しいところ。しかし、すぐに看護師の人数を増やせるものではありませんから、病院としては辞めていく看護師を減らすことが何より大切な人材確保の方法となっているわけです。
  そこで立川相互病院が行っているのが、リアリティショックの低減。ほとんどの人は看護師の仕事を患者目線でしか知りません。そのせいか、実際に働いてから初めて現実を知り、漠然と思い描いていた仕事内容との乖離に苦しむ人が多く、それが離職率を上げてしまう大きな要因となっています。そのギャップを予め埋めておけば、現実的な覚悟を持って看護師の仕事を始められるため、リアリティショックによる離職を防げるわけです。
  立川相互病院は高校生・看護学校志望者を対象とした1日看護体験を導入し、具体的な仕事内容に早いうちから触れられるよう工夫しています。リアリティギャップを埋めておくのと同時に、卒業後、立川相互病院への入職を希望する方を増やそうという試みですね。

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• 被災地医療に尽力した社会医療法人社団健生会！

  健生会に所属する立川市の病院は、東日本大震災の発生翌日にあたる3月12日のPM5時、ワゴン3台に医療物資をつめこんで立川市を出発しました。第1次支援メンバーは看護師などを中心とする9名。3月13日のAM2時に宮城県の塩釜市へ到着しました。
  この健生会は阪神大震災・新潟県中越地震の際にも支援隊を出しており、その経験を生かして早期から被災地の初期医療提供に参加したわけです。
  16日の夜に立川市へと帰り着くまでの3日間、200人以上の被災者を診療したとのこと。医療従事者としては是非とも見習いたい取り組みですね。

• 立川市の医療は明るい話題ばかりではない…

  明るい話題、心強い話題がある一方で暗い話題も存在しています。立川市の国立病院機構災害医療センターでは2006年の10月に産婦人科を休止しました。同じ時期に近隣エリアの東京医科大八王子医療センターや、公立福生病院でも産科受入患者数を制限したり予約枠導入を行っており、状況は深刻です。
  立川市は人口1万人あたりの医師数が28.61人となっており都内18位。特別優れてもいませんが、別に下位に沈んでいるわけでもありません。その立川市でさえ、産婦人科を継続できない状況に陥る病院が出ているのです。医療従事者の不足は非常に深刻と言わざるを得ないでしょう。逆にいえば、これから仕事を探そうという看護師さんにとっては有利な状況ともいえます。需要が供給を上回っているということは、好条件を引き出すチャンスということですから。

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• 事前研修で離職率を下げてるなど、立川市の看護師就業環境整備は先進的！
• 被災地医療に注力する病院も！救急救命分野に関心のある看護師さんは是非！
• 人手不足で国立病院が産婦人科の診療を休止!?看護師不足の波は立川市にも…
• 病床数100以上の病院が5つも！大病院が多い立川市なら特殊診療科目の求人もアリ！