看護師需要は1,000名以上!?~北区の求人事情

北区内の病院全体の総合計病床数は2,265床です。となれば、7:1の看護師配置基準を満たした場合、必要な病棟看護師は常時324名。3交代制であれば972名となる計算で、これにオペナースや老人ホーム、訪問ナース、そして小規模クリニックの看護師を加えると、かなりの人数になるでしょう。看護師求人の需要自体は水準以上といえます。
総合病院17院と診療所276院が存在しているため、医療機関の数は平均より上。これだけ転職先候補があれば、あなたの希望条件にマッチしたところが必ず見つかるはずです。オペナースを目指していたり、先端医療系診療科志望の看護師さんは、王子生協病院・大橋病院などといった大規模病院をターゲットに転職活動をはじめられてはいかがでしょう?
また地理的には、北区周辺はもちろん、埼玉県南部在住の看護師さんでも通勤しやすいと思われます。もし条件に合う病院があれば、トライしてみることをオススメします。

北区の特選看護師求人まとめ

北区の医療事情~高齢者施設での看護師求人が狙い目?

  • basic data
  • 病院数
    17ヶ所
    診療所数
    276ヶ所
    高齢者人口
    78,924人
    後期高齢者人口
    39,304人

    ※2013年2月時点のデータです

北区の高齢者比率は23区でもっとも高くなっています。区民平均年齢こそ台東区が最高齢ですが、65歳以上の人口が占める人口比率(高齢化率)は24.6%で23区最高の数値。加えて50歳以上の人口比率でも23区トップですから、今後さらに高齢化が進行していくことが決定的な状況といえます。逆に35歳~49歳の働き盛りの年代に関しては、人口比率が23区で最下位という状態。こと高齢化の進行度については、東京23区でダントツの危機的状況といえるのです。
さらに人口の減少率が高いことでも知られ、1965年から現在までの人口減少率も23区ワースト。なんと12万人も減っているのですから…。
ちなみに、これは医療との関連が薄い情報になりますが、完全失業率8.2%というのもワーストです。どうも暗い気分になるようなデータが多いのが気になりますね。

  • 高齢者向けの医療機関は常に人材不足

    以上のような理由から、北区では高齢者外来・老人ホームなど高齢者向けの医療施設がこれからどんどん必要になっていきます。全国的に看護師が不足している今、高齢者医療に従事する人材を確保することは日本全体の問題。これだけの高齢化傾向を示す北区なら尚更です。
    ちなみに、65歳以上の高齢者の医療支出は、生産年齢層(64歳以下)の医療費と比べると、外来診療で約4倍、入院を伴うケースで約7倍と極端に高いため、病院経営には欠かせない存在。看護師側の生活を考えると、これから需要が増していく分野に転職することは、長期的な安定雇用を期待できるという意味で有益でしょう。

  • 高齢者向けの医療機関は常に人材不足
  • 居住人口が多く、診療所の需要が高い!
  • 居住人口が多く、診療所の需要が高い!

    23区では、ほとんどのエリアで昼間人口が夜間人口を上回ります。しかし、北区の場合は逆。
    北区から外部へ通勤する人のほうが、外部から北区へ通勤する人よりも多いのです。
    具体的にいうと、夜間人口10万120人に対して、昼間人口は7万6,299人となっています。つまり、北区は通勤・通学などで昼間区外に出る人口の方が多く、逆に夜になると皆が帰宅するため人口が増えるということ。東京西部に広がる市町村と同じく、23区でありながら典型的なベッドタウンであるということですね。
    総人口も33万5,623と高い水準ですから、日頃から地域住民の健康管理を担う町医者の需要が高いということを意味するわけです。 大きな病院で働くのも魅力的ですが、プライマリ・ケア医療の根幹を成す診療所の存在意義もまた非常に大きなものです。そういった医療機関で働くのも、看護師として意義深いものだと思いますよ。

北区の看護師転職&求人事情まとめ

  • 高齢化のスピードが23区で1位!老人ホーム・訪問看護の仕事は将来性あり!?
  • 23区では珍しく定住人口30万人を上回る北区では、個人クリニックの需要が期待できる!
  • 病院数17院は23区でも上位!病棟勤務を希望している方にも有利なエリアです!
  • 埼玉県からも通いやすい北区!さいたま市・川口市などの看護師さんにもオススメ!

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