看護師求人最前線~港区は医療歳出が多い優良エリア!?

子育ての支援が充実しており、15歳までの医療費を全額助成している港区。医療市場への歳出が大きいということは、それだけ港区の市場規模が大きいことを意味します。病院の経営状態・労働環境についても水準以上である可能性が高いでしょう。
港区には大規模病院も多いので、最先端の医療に携わりたい看護師さんにとって魅力的な求人採用が出ている可能性もアリ。特に病床数が多い病院としては、西新橋の東京慈恵会医科大学病院や白金の北里大学北里研究所病院、三田の国際医療福祉大学三田病院などが挙げられます。
ただ、これら大学病院は学内からの採用が中心なので一般向けの求人は少ないかもしれません。他にも、国家公務員共済組合の虎の門病院、南麻布の愛育病院など有名な病院が港区内にありますが、やはり、これらも決して活発に一般向けの求人を出している印象はありません。
どうしても港区内で求人を探したい場合は、641院を数える診療所を含めて探すのも手でしょう。

港区のとっておき看護師求人まとめ

病院事情を徹底調査!看護師求人in港区

  • basic data
  • 病院数
    15ヶ所
    診療所数
    641ヶ所
    高齢者人口
    38,862人
    後期高齢者人口
    19,055人

    ※2013年1月時点のデータです

医療市場は比較的活発と思われるので、病院・診療所の経営状態は比較的健全ではないでしょうか。ここ港区は、子育て支援が充実した自治体として知られており、区として医療サポートに積極的だからです。
せっかくですから、具体的なサポート内容についても触れておきましょう。まず、港区が出している出産時の助成金は、驚異の最大60万円!これは東京23区でもっとも高い金額です。妊産婦健診は14回ですし、さらに超音波検査も2回実施と、とにかく手厚い出産サポートが特徴です。子育て応援プラザの”Pokke”ではお泊まり保育も行っているので育児支援もバッチリ!港区は、安心して出産・育児を行える自治体の代表格といっても過言ではありません。

  • 港区はファミリーが増加中!高齢化率も低水準

    もちろん、23区全体で行われている15歳の年度末まで医療費全額を助成する制度も実施しています。オフィス街の多い都心でありながら、驚くほどしっかりとファミリーの暮らしを支えてくれる港区。今後、ニューファミリーの転入が拡大していく可能性が高いでしょう。実際、1970年に22万人にも達していた港区の人口は1995年にいったんは14万人台まで落ち込みましたが、それ以降はV字回復を果たしています。当面、港区の人口が減少する心配はないと思いますよ。
    港区に住んでいる方をすべて合計すると231,945名になります。23区では平均的な人口といったところでしょうか。港区の場合、65歳を超えた老年人口のパーセンテージを示す高齢化率は16.8%と非常に低い水準なのが特徴的です。日本全体の高齢化率が23.4%であることを考えると、驚くほど低い数値といえますね!

  • 港区はファミリーが増加中!高齢化率も低水準
  • 小児科から高齢者外来まで幅広い看護師需要アリ!
  • 小児科から高齢者外来まで幅広い看護師需要アリ!

    人口ピラミッドを見ると、港区の未成年人口が33,300人とかなり少ないことに気づきますが、一方で面白い傾向が目に付きます。15~19歳の人口が6,374人と突出して少ないのに対し、0歳~5歳の人口は11,440人と比較的多いのです。ニューファミリーが増加傾向にあるのであれば、これから小児科などの需要は高まっていく可能性が高いでしょう。目立って多いのは20代~40代の働き盛り世代ですが、もとの人口がそれなりに多いので、高齢者も決して少なくはありません。高齢者の外来・訪問看護などの分野でも一定の需要が見込めます。

求人情報ポイントまとめ~港区の看護師転職

  • 出産サポートが充実した港区は産婦人科看護師&助産師の需要も上々です!
  • 高齢化率は16.8%と驚きの低水準!病院経営に影を落とす人口減少の心配もナシ!
  • 港区内には診療所が641院も!クリニック志望の看護師さんに朗報です!
  • 大病院が数多く存在しているので、キャリアアップ志向の方はチャレンジしてみては?

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