世田谷区の特選看護師求人情報
数多くの病院、診療所をかかえる世田谷区。病床数200以上の大規模病院だけでも8院あり、なかには厚生労働大臣認定の高次医療機関である特定機能病院や、地域医療の拠点となる地域医療支援病院なども存在します。当然、必要とされる看護師の数も多いので、転職を考えている看護師さんにとって有利な地域といえるでしょう。
エリアでみても、祖師谷・経堂など、昔から世田谷に住んでいる高齢者が多い地区がある一方、二子玉川・二子新地といったニューファミリー向けの住宅街も発展しており、医療支出や病院受診率の高い幼児と高齢層の両方を確保しています。特に、これからは入院率の高い75歳以上の後期高齢者がますます増えますし、外来受診率が高まる中年以降の人口も現在の水準を長く維持する見込みとなっていますから、医療機関に必要な看護師の人数は自然と多くなります。
10年後、20年後を見据えた場合、若い看護師さんが世田谷区で働くことは将来的な安定雇用を考える上でも良い選択ではないでしょうか。
求人を探す前に世田谷区の病院事情をチェック!
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- 病院数
- 26ヶ所
- 診療所数
- 811ヶ所
- 高齢者人口
- 159,145人
- 後期高齢者人口
- 81,788人
※2013年1月時点のデータです
世田谷区は人口が大きく、特にファミリー層が多いために多くの病院で人手を必要としています。病床数20以上の病院だけでも、世田谷区全体を合計すると5,992床。現在の医療法では入院患者10に対して、常に1人の看護師が勤務中であることが必要ですから、世田谷区内の病院では、常に600人程度が勤務中でなければいけません。もちろん、病棟勤務の看護師だけで600人です。オペ室やらICUやらは別枠ですから、実際には1,000人以上が常時勤務しているのではないでしょうか。さらに、看護師は2交代か3交代のシフトで交代しており、それぞれに休日も必要。となれば、常時1,000人を勤務中にしておくためには最低でも3,000人以上が必要になるはずです。病院だけで3,000人以上の看護師が必要であれば、世田谷区内に811院もある診療所を加えると…その数は膨大なものになりますね。世田谷区の看護師需要を考えれば、求人数が多いのもうなずけます。
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世田谷区内の病院は安定経営!
看護師を始めとする医療従事者にとっては、病院自体の経営状態も気になるところですが、世田谷区なら心配は無用!基本的に病院の経営状態は人口と正比例しますから、かなり安泰といえるでしょう。まぁ“病院数と受診者の比率”や“設備への過剰投資がないか”といった問題にも左右されるので一概には言えませんが、世田谷区ほどの人口水準になると病院経営面ではかなりポジティブといえます。世田谷区の人口は90万人弱と、山梨県全県の人口(86万強)さえ上回る勢い。大邸宅が立ち並ぶ成城学園などがある一方、アパートが軒を連ねる三軒茶屋や上馬、北沢エリアなどの人口密集地をかかえる世田谷区ならば当然かもしれませんね。また、とくに病院に通う頻度が高い高齢者と子どもの数も多く、高齢者が約16万人、15歳未満の人口も約97,000人とほぼ10万人。世田谷区は高齢者と子どもの数だけで、一般的な市区町村に匹敵するほどの人口を抱えているのです。
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児童医療の支援も充実した世田谷区
最近は、ニュースなどでも少子高齢化による人口減少の話題に上っていますが、世田谷区は当面、そういった問題とは無縁で有り続ける公算が大きいです。それは、世田谷区の子育て環境が非常に優れており、ファミリー層の流入が今後も続くと思われるから。たとえば、世田谷区には“世田谷区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例”という条例があり、父母のどちらかが死亡した場合や、障がい児を持つ家庭に対し医療費の減免を実施しています。それに加えて、東京23区にはもともと子どもの医療費を助成する制度があり、世田谷区でも子どもが15歳になった年度の3月末まで“保険診療の自己負担額”と“入院中にかかった食事代の自己負担分”を助成しているんです。これら2つを加味すると、世田谷区が“子どもを育てやすい自治体”として人気を集めているのも納得!
以上から、これからも世田谷区にファミリー層がどんどん流入してくる可能性が高いと考えられます。ファミリーが増えるということは、年代を問わず(高齢者・子どもを含めて)人口が増加していくということですから、病院関係者や経営者にとっても好都合といえますね。
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特色のあるクリニックでの勤務もオススメ!
800院を超えるクリニックが軒を連ねる世田谷区は、昔ながらの診療所だけでなく、各院ごとに先進的な工夫を凝らしたクリニックがひしめき合う地区でもあります。
用賀や新桜町など、世田谷区内3ヶ所に診療所をかまえるAクリニックでは、在宅医療の往診にiPhoneを活用。電子カルテをiPhone経由で閲覧可能にし、オンラインストレージと接続する事で患部を撮影した画像のUPなども可能にしたとか。これを、有料無料合わせ現在でも4,000種以上存在する医療系のアプリと連動させる事で、往診先や移動中でもスピーディに診療記録を管理する事ができるようになったそうです。さらに、カスタマイズしたGoogleカレンダーで往診スケジュールを管理。スタッフ配置の効率化を図り、経営安定化を実現しているそうです。
全てのクリニックでこうした取り組みをしているわけではありませんが、他にも産時ケアに特化したマタニティクリニックや、バセドウ病などの甲状腺異常の診療を専門的におこなうクリニックなども存在します。ですから、大病院での人間関係がわずらわしくて…といった方だけでなく、一般病院では経験できない先端医療に触れたいといった要望をお持ちの看護師さんも、世田谷区内でクリニックの求人を探す価値はあると思います。
世田谷区の病院事情まとめ
- 世田谷区内の総病床数は約6,000床!病棟看護師の需要は3,000人以上!?
- 病院の安定経営に欠かせない高額医療費が見込める高齢層だけで16万人以上!
- 世田谷は育児関連医療補助も充実!受診率の高い乳幼児の取り込みも万全です!
- 大病院は人間関係が面倒…そんなあなたにピッタリ!世田谷区は診療所が800院も!