精神科看護師の仕事って?~コミュニケーション力が必要

  • 業務内容
    患者の自立と生活立て直しの支援
    需要
    急増している
    求められる能力
    患者を理解するためのコミュニケーション能力

  • 複雑化する社会情勢の中、急増する精神疾患患者。うつ病やパニック障害、認知症が身近なものとなってきています。これらの精神疾患を抱える患者やその家族に対し、自立性の回復と生活の立て直しの支援を任務としているのが精神科看護師です。精神科看護師は病状の異なる患者一人一人と真摯に向き合い、理解し支援するコミュニケーション能力が何より大事な仕事です。
  • 精神科看護師の需要
  • 精神科看護師の需要

    現在、精神疾患を抱える人の数は急増しています。うつ病をはじめとする精神疾患の患者数は2008年の時点で320万人を超えるとの結果が出ているほど。しかもこれは病院にかかったことで判明した数。潜在的な疾患者は数え切れない数となるでしょう。厚生労働省はがんや脳卒中といった日本人における四大疾病に精神疾患を追加する方針も打ち出しています。

    社会的問題に発展し、身近になりつつある精神疾患ですが、身体的な病と異なり、理解しにくい点があり認知が遅れているのが実情です。このような現状の中、精神科看護師は、専門的知識と技術によって、精神疾患を抱え、ケアが必要な人に対し、自立性の回復と生活の立て直しを支援する役割を担っているのです。そして、増加する精神疾患患者への対応や精神疾患に対する知識の周知をもになっていく重要な存在といえるでしょう。

  • 精神科とは?仕事内容とは?

    一口に精神科といっても病名や病状は実に様々です。近年よく耳にするようになったうつ病ですが、投薬と通院で完治するものから入院治療が必要なものがあるとのこと。また最近、増えているのは拒食症や過食症、PTS、パニック障害、そして認知症など。これらの治療も精神科が請け負います。

    精神科看護師の最も必要なことは心構えです。技術や知識が備わっているのは当然のこととして、患者数1人ひとりに対応できるコミニュケーション能力が何よりも大事なのです。精神科看護師の業務内容を具体的に上げてみましょう。
    ・コミュニケーションをとる
    ・患者の代わりに買い物や私物の管理を行う
    ・リクリエーションを行う
    ・セルフケアの支援を行う
    ・薬の管理を行う

    精神疾患のレベルによっては私物の管理や身だしなみを整えることが難しい患者もいます。代わりに支援するのも精神科看護師の重要な仕事。また、精神科に付き物なのが薬です。薬物療法が重要な位置を占める精神科では投薬すべき患者に対して、決してミスが起こらないよう細心の注意を払って薬管理をする必要があるのです。

  • 精神科とは?仕事内容とは?
  • 精神科看護師は男性に向いている
  • 精神科看護師に向いている人とは

    圧倒的に女性の数が多い看護師ですが、精神科においては男性看護師の数がかなり多いのが特徴。身体的な疾病ではないため、体力のある患者に対処するには男性看護師の力も必要なのです。それと同時に、きめ細やかなコミュニケーション能力が必要という点では男性でも女性でも精神科看護師を目指すことに問題はないでしょう。

    病状の急変や厳しいや夜勤が少ない精神科病棟では、内科や外科など他の診療科とは異なる緩やかな時間が流れています。精神科に一度関わるとその奥の深さに魅力を感じ、精神科看護師としての認定看護資格を取る看護師も多いのが特徴です。

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