土日休みの看護師求人を探す方法!

  • 看護師の多くが悩んでいるのは、友人、恋人などと休みが合わないことでしょう。一般的な仕事では、土日休みの週休2日が主流。その中で、看護師はシフト制の変則勤務に縛られているわけで、フラストレーションを溜めている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、病棟は365日24時間ずっと稼働していなければなりません。ウイルスや細菌は土日も休みませんからね…。
    とはいえ、病棟以外の仕事であれば土日休みの求人だって出ています。もちろん数は少なくなりますが、プライベートを充実させるのも人間にとって大切なこと。看護師という仕事自体が嫌になって、潜在看護師化してしまうのが医療現場にとって最大の損失なのですから、そうなるくらいなら土日休みの職場に転職してしまったほうが賢いと思います。
    運良く病棟勤務で土日休みの求人が見つかれば最高ですが、見つからない場合でもあきらめることはありません。ズバリ狙い目なのは、健診看護師と透析室です。これらは週休2日を採用している確率が高く、採用条件もそれほど厳しくありません。
  • 土日休み

土日休みでもOK!?健診&透析室看護師

  • オススメの職場1
    健診センター
    オススメの職場2
    透析室
    向いている人
    採血が得意
  • 土日休みの条件で働きやすいのは、健診センターの看護師です。大学や高等学校、企業で年度初めに行う健康診断をサポートする仕事ですね。大学だと非常に大人数を相手にするので1日がかりですが、企業の場合は1日に車で数ヶ所を巡回しながら健診を行ったりします。非常にストレスの少ない仕事で、人間関係は気楽。健診を行う医師くらいしかコミュニケーションを取るべき相手は存在しません。仕事内容も簡単で、採血と血圧、そして心電図の計測程度が確実にこなせる技量があれば充分とされています。ちなみに、健診ではコスト面の理由で真空採血管が多用されているので、真空採血管を使いこなせる人のほうが有利でしょう。真空管は規定量が入るまで陰圧がかかり続けるので、針を抜くのが早いとエアーが入ってしまい、血液が泡だって溶血を起こしてしまうことも…。そのため、ホルダーからスピッツを抜いて、それから針を抜かなければなりません。また構造上、逆血を確認できないので、血管が細かったり触知できない場合には採血の難易度がぐんと上がります。分注の必要がないためにコンタミネーションを起こしにくいといった利点もあるのですが、真空採血管が苦手という看護師さんも多いようです。シリンジ採血に慣れている方は、真空採血管の使用法についてしっかり確認しておくことをオススメします。
    ただ、健診センターの看護師求人は派遣やパートの場合も多く、正職員採用を望んでいる場合は少しハードルが上がってしまう可能性も…。お住まいの地域によって事情が異なりますので、エリアごとの転職事情に詳しいコンサルタントに相談したほうが確実でしょう。
    また健診とは少し違いますし、求人の絶対量が少なくなりますが、企業の医務室も狙い目です。企業は土日休みでしょうから、当然、医務室も閉室。もちろん日勤のみです。大企業にしか医務室などありませんし、必要な看護師も1名なので難関ではありますが、タイミング良く求人を見つけた場合はチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
  • 土日休みが多い!透析室看護師
  • 土日休みが多い!透析室看護師

    透析室の看護師求人にも、土日休みとなっているものが少なからず存在します。多くの透析室が月~土曜の午前に透析を行っていたり、週3回程度の稼働だったりするので、土日休みになりやすいのでしょう。仕事内容は、ヘパリンなどの抗凝固剤や注射薬を準備することに加え、透析時の体調観察、除水計算が主。もちろん透析中は除水量やバイタルサインなどを確認します。終わったら返血し、止血を確認。新しく覚えることもあるでしょうが、いったん覚えてしまえば基本は同じことの繰り返しなので仕事の負担は病棟に比べれば軽いと思います。
    また、多少仕事が大変でも良いから透析のスペシャリストになりたいという方は、透析看護認定看護師を目指すのも良いかもしれません。土日休みとキャリアUPという、一見すると相反した2つ条件を満たせる可能性もあります。また、認定看護師とは異なりますが、透析療法指導看護師という資格もあります。こちらは、日本腎不全看護学会や日本透析医学会、日本腎臓学会などの5学会が合同認定するもの。透析室に看護師として骨を埋めるつもりがあるのなら、将来的な給与アップを狙う材料になるでしょう。
    また、透析患者は年々増加していますので、雇用の安定度も抜群です。透析治療を受けている患者さんは2009年の段階で29万675人。毎年1万人ペースで増えていますので、看護師の需要も高いはず。透析療法が必要になる原因は、1位が慢性糸球体腎炎の38%で、第2位が糖尿病性腎症の35%。高齢化に伴って生活習慣病が増加しており、糖尿病を原疾患とする要透析患者はこれからも増加の一途をたどるでしょう。透析室の需要が増大するということは、経営面でも安定するということです。長期的な安定雇用を求める方にオススメですし、透析室の場合には土日休みでも正職員採用してもらえる可能性が高いので、まさに狙い目といえます。

復習編~土日休み看護師求人の要点

  • 学校や企業の健康診断をサポートする健診センター看護師なら土日休みの求人あり!
  • 健診では真空採血管が主流!シリンジに慣れている方は真空管の使い方を要確認!
  • 平日稼働が基本の透析室勤務も狙い目!土日休みでも正職員になれるのでオススメです!
  • 透析看護認定看護師や透析療法指導看護師の資格を取得すれば、土日休みでも高給取りに!

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