大病院から無床診療所まで~八尾市は看護師求人の穴場!?

八尾市には病床数20床以上の病院が11院、そして19床以下の診療所が210ヶ所あります。いずれも突出して多いわけではありませんが、このエリア近辺に住んでいる看護師さんが転職先を見つけるには充分な数だと思います。
八尾市内の病院11院のうち7院が病床数100床を超える大病院なので、専門性の高い診療科目にチャレンジしたい方や、オペ室勤務、ICU勤務を考えている方も充分にチャンスがあるはずです。逆に無理をせず自分のペースで働きたいという看護師さんは無床診療所の中から選べば、過酷な夜勤を避けることもできます。八尾市は人口が多く、特にこれから定年を迎える中年以降の人口が突出しているので、高齢者外来や老人ホーム、在宅医療支援事業所といった施設に転職するのも良いでしょう。長期的な安定雇用を期待できるので、看護師として長期的な将来設計を築くことができるはずです。
もし、八尾市内に理想とする求人が見つからない場合は、近隣の大阪市などにも目を向けて転職活動の幅を広げるのも良いでしょう。逆に八尾市より医療機関の少ない藤井寺市などの看護師さんは、ここ八尾市で転職先を探してみるのも1つの手です。

八尾市の看護師求人特選集

八尾市と病院が全面対決!?~看護師求人事情

  • basic data
  • 病院数
    11ヶ所
    診療所数
    210ヶ所
    高齢者人口
    62,524人
    後期高齢者人口
    25,420人

    ※2013年3月時点のデータです

八尾市の医療問題として真っ先に挙げるべきなのは、2012年5月に大阪地裁で判決が出された八尾北医療センター明け渡し裁判でしょう。これは八尾市が八尾北医療センターの土地と建物を明け渡すように要求し、事実上の廃院、スタッフ全員解雇を進めようとしたのに対し、労働組合が徹底抗戦したことで裁判になったものです。確かに契約では“八尾市が八尾北医療センターに土地と建物を5年間にわたって無償使用させる”となっており、契約切れに伴って更新を拒否することは可能。しかし、こと地域医療の拠点が存続するかどうかの瀬戸際となれば、そういった紙面上の契約だけで進められるはずがありません。結局、労働組合が病院存続のために徹底抗戦する意向を見せたのに対し、市が強制退去を求めて訴訟したわけです。判決は「無償で土地と建物を使用する期間が終わっただけで、医療センターそのものを退去させるというのは余りに形式的である」として八尾市の全面敗訴を言い渡しました。要するに地域医療を長年担ってきた八尾北医療センターを存続させるべきという判断を下したわけです。

  • 医療費助成制度から見る八尾市の未来!

    八尾市では6歳になってから最初の3月31日まで、子どもの通院&入院費用を助成するほか、15歳の3月31日まで入院費用を助成する制度を整備しています。ただし、0歳児以外については所得制限がある上、1つの医療機関ごとに1日500円の自己負担があります。
    ちなみに所得制限は、扶養親族0人で年収532円未満、1人で570万円未満、2人で608万円未満、それ以上は1人増えるごとに38万円ずつ増えていきます。大阪府の自治体には未就学児にしか助成を行っていないところも多いので、八尾市の助成システムはかなり進んでいると考えて良いのではないでしょうか。
    上述した裁判のような例もありますが、八尾市が医療市場への投資を惜しんでいたり、医療機関の拡充に消極的とばかりは言えないでしょう。決して八尾市の医療市場規模に問題があるわけではなさそうです。また、八尾市は268,652人の人口を抱えており、特に中年以降の世代人口が全国平均を上回っています。時間が経過するにつれ、老年人口が増えていくことになりますから医療機関の需要はどんどん増していくでしょう。高齢者外来をはじめ、老人ホームや訪問看護ステーションの看護師需要も伸びていくと予想されます。安定雇用を目指すなら、高齢者対象の医療機関に転職するのも良いでしょう。

  • 医療費助成制度から見る八尾市の未来!

看護師求人のポイント~八尾市編

  • 病院11院&診療所210ヶ所を抱える八尾市なら、希望条件を叶えることは充分可能!
  • 八尾市内の病院11院のうち、7院が病床数100以上の大病院!スキルアップに最適!?
  • これから老年を迎える世代の人口が突出しているので、高齢者向けの医療機関が狙い目!
  • 近隣の藤井寺市などにお住まいの看護師さんは、八尾市で転職活動するのがオススメ!

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