大阪府下No.4の病院数!~東大阪市の看護師求人

東大阪市内には病床数20以上の病院が23院、そして19床以下の診療所が407ヶ所あり、これはいずれも大阪府内4位の数字です。さすがに、大阪市や堺市といった政令市クラスの自治体とは差があるものの、東大阪市は府内でも有数の規模を持つ自治体ということで病院探しに困ることはないでしょう。また、東大阪市内には、374床を有する三世会河内総合病院、546床の清和錦秀会阪本病院など、複数の大規模病院が存在しているのも特徴的。脳血管外科や心臓血管外科といった先端医療科目もみられ、オペ室勤務志望の看護師でも充分に転職先を選べる余地がある環境が整っています。
ちなみに、東大阪市は八尾市、柏原市とともに中河内2次医療圏に属していますが、このうち柏原市は病院4院と49ヶ所の診療所しか持たない小規模な自治体。もし、柏原市にお住まいで、転職先を探している方がいらっしゃるようでしたら、求人の絶対数が少ない地元で探すより、同じ医療圏に属するここ東大阪市で転職先を探すのも1つの手段だと思います。

高給看護師求人TOP10~東大阪市ver

医療費削減中の東大阪市~看護師求人への影響は?

  • basic data
  • 病院数
    23ヶ所
    診療所数
    407ヶ所
    高齢者人口
    117,235人
    後期高齢者人口
    50,079人

    ※2013年6月時点のデータです

近年、医療費が国の財政を圧迫していることが話題にのぼっています。その中で、医療扶助が全額公費負担になっている生活保護受給者について、後発医薬品(ジェネリック)の利用を義務化するなどの対策を打ち出すなど、厚労省による医療費削減の方策が検討されてきました。そんな中で、東大阪市は“生活保護受給者にかかりつけ薬局を申告させる”という方法で、利用する薬局を限定する制度を導入することになりました。
これまでは、全額公費負担になることから、医療機関が過剰な診療を行ったり、薬を大量処方して診療点数を稼ぐなどの不正が行われてきたという闇の部分があったのも事実。さらに、受給者側も転売目的で不正に薬を処方させようとしたり、複数の医療機関を受診して重複処方を受けたりする例があったという問題を受けての施策です。たしかに、こうした不正受給による医療費の増大で現行の健康保険制度に問題が生じれば、病院の経営状態にも影響しかねません。看護師としても、労働環境や給与条件を考えれば病院経営が健全に行われているほうが望ましいのですから、こうしたテコ入れは歓迎するべきでしょう。特に生活保護費の4割を医療扶助費が占めている東大阪市からすると、この制度は医療費削減の有効な手段といえそうです。2013年の6月13日に決定された方針ですので、実際に動き出すまでは少し時間がかかるかもしれませんが、問題が拡大しないうちに対処するという姿勢は素晴らしいものといえます。
また、医療費の増大を抑えるために自治体単位で早期対策を行っている東大阪市は、医療市場を健全に保つための介入をいとわない自治体と捉えることも可能。市内の労働環境が健全に保たれている可能性も高いと思われます。

  • 東大阪市立総合病院の医療過誤問題

    医療に従事する人間として、もっとも避けなければならないのが医療過誤への関与。しかし、東大阪市の市立総合病院では、2009年6月に重大な医療過誤が発生しています。これは、救急搬送されてきた呼吸困難の患者に対し、7分にわたって酸素を供給しないまま放置してしまったというもの。患者の男性は意識不明に陥り、2010年の4月に死亡しています。酸素供給装置のバルブを開ける時、患者につながれていない管のバルブを開いてしまったというのがその原因。結局、この患者は死亡するまで1度も意識が戻ることはありませんでした。
    東大阪市立病院では、以前にもX線撮影で大腿骨の骨折を見落としたり、胃がんの診断を見落として患者が死亡したりといった医療過誤が報告されており、ハッキリと分かっているだけで5年間に7件のミスを起こしていることが明らかになっています。こういった事件の当事者になってしまうことのないよう、医療従事者として常に緊張感を保って仕事をしていきたいものですね。

  • 東大阪市立総合病院の医療過誤問題

求人事情まとめ~東大阪市の看護師転職

  • 医療機関の数が府内No.4の東大阪市!だから転職先も選り取り見取り!
  • 病床数100床以上の大規模病院が16院も!東大阪市なら病棟看護師の需要も充分です!
  • 柏原市や八尾市など近隣エリアの看護師さんも東大阪市での転職活動がオススメ!
  • 医療費の圧迫を防ぐための政策を打ち出す東大阪市は、自治体の医療への関心が高く労働環境◎!?

Page Top