吹田市の診療所数は府内No.5!~看護師求人も狙い目!?
吹田市には病床数20床以上の病院が14院、19床以下の診療所が306ヶ所存在しています。病院数は大阪府で第8位、診療所数は同じく第5位。看護師さんにとって転職先候補の医療機関が比較的多い地域といえるでしょう。大規模病院を目指しているスキルアップ志向の看護師さんであれば、500床をもつ大阪府済生会吹田病院、343床をもつ大阪府済生会千里病院、431床の市立吹田病院などの求人を狙ってみても良いでしょう。
大きな病院へのこだわりがないのであれば、大阪府で4番目に多い診療所を狙って転職活動をするのも良いでしょう。無床診療所の場合、夜勤がなく外来対応だけになるので、お子さんのいるママさん看護師にとっては魅力的かもしれません。近隣には大阪市や池田市などもありますので、それらの地域にお住まいの方は吹田市の求人もチェックしてみてはいかがでしょう?
吹田市の厳選看護師求人リスト
国立病院が移転!?~吹田市の看護師求人戦線は今
-
- 病院数
- 14ヶ所
- 診療所数
- 306ヶ所
- 高齢者人口
- 73,761人
- 後期高齢者人口
- 33,398人
※2013年6月時点のデータです
吹田市の医療に関する話題としては、国立循環器病研究センターの移転問題が挙げられます。もともと吹田市にあったのですが、施設老朽化に伴う移転が決まり、吹田市の他に池田市、茨木市、箕面市が誘致に手を挙げました。移転先検討委員会は当初“箕面市の大阪船場繊維卸商団地へ移転するのが望ましい”という報告を行い、あわや吹田市から国立循環器病研究センターが流出するかという状況に…。しかし、移転先候補となった土地所有者との交渉が難航して、最終的に吹田市の旧国鉄操車場跡地に移転することになりました。箕面市は「出来レースだ」と怒りの声を挙げているようですが、恐らくはこのまま吹田市内での移転となるでしょう。現在550床の国立循環器病研究センターですが、移転後は1,000床規模になる予定。2017年をめどに移転したい方向とのことですが、まだ今の段階では細かな時期は未定です。いずれにしても、大病院志向の看護師さんにとって非常に有力な職場でもある国立循環器病研究センターが吹田市内に留まることになったのは朗報といえるでしょう。
-
吹田市の医療事情を分析!医療市場との関係は!?
吹田市では、未就学児の入院と通院、そして小学生の入院にかかった保険診療費の一部を助成しています。全額ではありませんが、一定の費用を公費負担してくれるのは子供のいる家庭にとって非常にありがたいシステムといえるでしょう。他に、ひとり親家庭の子供について18歳の3月31日まで医療費を助成する制度も整備されています。加えて経済的事由により入院助産が受けられない妊産婦の助産費助成もあり、特別に優れた状態とはいえないものの、一定水準のレベルは満たしているといえるでしょう。自治体がどれほどの予算を医療にあてているかは、その地域の医療市場がどれほどの規模なのかをはかる参考になります。吹田市の助成制度を見る限り、少なくとも医療に無関心な自治体という事はないわけですから、病院の経営状態に大きな影響を与える医療市場規模自体も一定水準にあると考えて問題ないかと思います。
-
吹田市では介護系看護師の需要が伸びる!?
吹田市は35万5,567人の人口を抱えており、特に団塊の世代と呼ばれる60代の人口が群を抜いています。60代のうちは元気でも、70歳に差しかかるにつれ、こうした世代の方々には介助が必要な方も増えていくでしょう。そうなると、訪問看護ステーションや老人ホーム、高齢者外来といった職場の看護師需要が爆発的に増えていくことが予想されます。長期的な安定雇用を目指している看護師さんは、こういった高齢者対象の医療サービスに転職するのがオススメです。これは全国的にも言える傾向ですが、吹田市のように人口が多く、特に団塊の世代人口が目立つエリアの場合はなおさらかも知れませんね。
看護師求人探し虎の巻~吹田市編
- 吹田市内の病院14院のうち9院が100床以上の大病院!キャリアアップの一大チャンス!?
- 診療所数は306と、大阪府内でも屈指!夜勤の無いクリニック勤務は、ママさん看護師にオススメです!
- 国立循環器病研究センターの吹田市内残留が確定的!1,000床規模の病院が2017年に開院!
- 団塊の世代が多い吹田市では高齢者医療に携わる看護師需要が増大する見込み!