神奈川No.3の病院充足度！～相模原市の看護師求人
相模原市内にある病床数20以上の病院は32院となっており、この数字は神奈川県内3位です。同じく19床以下の診療所は387院で、これも県内3位。数字だけ見ると非常に医療機関が多いという印象を受けますが、相模原市は非常に面積が広い街。面積あたりの医療機関数がそれほど充実しているとは言い難い部分もあります。
また、相模原市は総面積の大部分を山林が占めており、人口がもっとも少ない緑区と、郊外の都市といった印象の中央区、南区の合計3区に分かれています。相模原市内で求人が見つけやすいのは中央区と南区だけで、緑区の奥地にお住まいの場合はやや厳しくなるでしょう。むろん、相模原市内の医療機関が中央区と南区に偏っているであろうことは考えるまでもありません。こういった相模原市の特徴を理解した上で転職活動を行うことが大切です。
とはいえ、中央区や南区にお住まいの方は、豊富な転職先候補から選ぶことが出来ますので心配は無用。周辺エリアである海老名市や厚木市にお住まいの方も、相模原市内での転職を考える余地があるでしょう。
相模原の特選医療求人データ～看護師ver
病床充足率は県下No.1～相模原市の看護師求人事情
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- 病院数
- 32ヶ所
- 診療所数
- 387ヶ所
- 高齢者人口
- 151,217人
- 後期高齢者人口
- 62,443人
※2013年3月時点のデータです
相模原市で発生した医療関連の問題としては、2013年の1月に公表された血液の保管ミスが挙げられます。これは結核の患者と接触していた方々に採血検査を行い、感染しているか否かを調査した際、採血した血液の保管法を巡り問題が発生したというもの。通常、採取した血液は17度～27度の温度で管理しておかなければいけないのですが、空調管理のミスで室温が17度を下回り、検査の正確性が担保できなくなったそうです。結局、この問題は相模原市が採血に協力してくれた方々に謝罪した上、再度の検査を行うことで決着をみたのだとか。
医療過誤とは異なり、謝罪すれば済む範囲の問題ではありますが、医療現場ではこういったケアレスミスが生命に関わることもあります。ハインリッヒの法則によれば1件の重大な事故の裏側には29件の軽微な事故があり、さらに裏側には300件のメディカル・インシデント（ヒヤリハット）があると言われています。こういった事例を教訓に、ミスのないように日々の仕事に臨んでいきたいものですね。
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相模原2次保健医療圏は病床数県内一の充足率！
相模原市は面積、人口ともに規模が大きく、2010年4月に政令指定都市へと昇格を果たした神奈川県第3の都市。相模原市1つで相模原保健医療圏を構成しています。相模原市内の病床数そのものは6,636床であり、横浜北部医療圏や横浜西部医療圏、横浜南部医療圏に続く4番目ですが、人口10万人あたりの病床数になるとその順位は逆転します。
相模原市の人口10万あたり病床数は924床。第2位となる県西医療圏の911床を若干上回り、神奈川県でトップの数字になります。神奈川県平均が668床であることを踏まえれば、県内では特別優秀な数字であると言えるでしょう。
とはいえ、神奈川県自体が人口あたりの一般病床数で47都道府県中46位に沈んでおり、神奈川県で病床数1位というのがどれほどの勲章になるかは怪しいものです。これから、さらなる増床を目指して相模原市が医療への投資を行うよう望むばかりですね。
増床を行うためには配置基準を満たせるだけの看護師が絶対に必要。増床に伴って、看護師の需要が高まっていくことは転職希望のある看護師さんとしても悪い話ではないでしょう。 
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相模原市の救急搬送“たらい回し”防止策
相模原市は、救急患者の搬送に時間を要する状態を改善するために、2011年から独自のルールを定めました。これは重度で緊急性を要するケースにおいて、2次救急病院への照会が4回以上にわたっても収容先医療機関が決まらない場合、そして現場到着から30分が経っても引き受け先が決まらない場合は、一律で北里大学病院救命救急センターへ搬送するというもの。
画期的な試みではありますが、医療従事者からは「何でもかんでも大学病院に押しつけるのが本当に解決策と言えるのか？」といった冷ややかな声も上がっているようです。
確かに「医師がたくさんいる大学病院なら何とかしてくれるだろう」という態度が感じられないこともないですが、不要不急の救急車利用がなくならない現在、こうでもしないと搬送先がなかなか見つからないのでしょう。医療従事者として頭の痛い話ですね。我こそは、という意気込みのある方は、是非この状況を打開するためにも、救命センター勤務の看護師として名乗りを上げてみてはいかがでしょうか。
求人事情を復習！～相模原市の看護師転職編
- 相模原市は中央区＆南区に医療機関が多い反面、山間部が多い緑区はやや苦しい転職事情に…
- 病床充足度は10万人あたり924床と県下1位！受け持ち患者数も程よく労働環境は◎
- 病床数自体も相模原市全体で6,636床と豊富！想定される看護師需要は約2.800人以上!?
- ただし、人手不足で救急医療はやや難アリ…この状況を打開するためにも、あなたの力が必要です！
