茅ヶ崎市の求人ガイド~看護師需要の解析

茅ヶ崎市内にある病床数20以上の一般病院は6院です。これは神奈川県内でも11位であり、突出して多い数字ではありません。145院を数える一般診療所についても、やはりそれほど多い部類とは言い難いものがあります。
茅ヶ崎市内の病院にある一般病床を合計すると1,696床で、それとは別に精神科専門病院の精神科病床156床が存在します。しかし、これらを全て合算しても、とりたてて看護師需要の多い地域というわけではないでしょう。 ただ、逆に明らかに医療機関の少ない地域というわけではありませんので、タイミングさえ合えば市内で好条件の求人を見つけることも可能だと思います。ただ、見つかりそうにない場合は安易に妥協せず、平塚市や藤沢市などの周辺エリアまで範囲を広げるほうが賢明だと思います。
ちなみに大病院志向の看護師さんで、茅ヶ崎市内での転職を希望している場合、藤沢湘南台病院、湘南東部総合病院、湘南さくら病院あたりが求人を出していないか確認してみると良いでしょう。

看護師求人リスト~高給案件まとめ茅ヶ崎市編

県内最悪の看護師不足に悩む茅ヶ崎市の求人事情

  • basic data
  • 病院数
    6ヶ所
    診療所数
    145ヶ所
    高齢者人口
    51,616人
    後期高齢者人口
    23,238人

    ※2013年3月時点のデータです

茅ヶ崎市は、藤沢市と高座郡寒川町と共に湘南東部2次保健医療圏に属しています。実はこの湘南東部医療圏は、看護師不足が神奈川県内の医療圏でもっとも深刻なエリアとなっているのをご存じでしょうか。
藤沢市医師会が行ったアンケートによれば、2010年の段階で、看護職員が200人以上も不足しているのだとか。2007年度の湘南地域における看護師求人数は297名でしたが、実際に就職したのはわずか80人。診療報酬改定で7:1の看護師配置基準が導入されたことで需要は拡大しているのに、供給が追いつく見通しはまるっきり立っていないのです。
この状況に追い打ちをかけたのが、藤沢市の湘南看護専門学校が運営難を理由に定時制看護学科を募集中止し、准看護師学科を閉鎖したという事実。新卒の確保がより困難になってしまいました。
中には、配置基準7:1を満たそうとすると、一挙に40人の看護師増員が必要という病院もあるそうで、実質的に7:1看護への移行が不可能になっているケースも珍しくないのです。
もともと湘南東部医療圏は病床数が基準に満たないことでも知られており、増床が至上命題。しかし、病床を増やしたければ配置基準を充足できるだけの看護職員が必要になります。新卒看護師の確保が困難になっている以上、希望の光は中途採用の看護師のみという状況。そう、茅ヶ崎市は今、超転職売り手市場になっているのです。

  • 茅ヶ崎市立病院で発生したC型肝炎の感染!

    2008年の年末頃~2009年春にかけて茅ヶ崎市立病院で心臓カテーテルを行った5人の患者さんが、2009年の秋頃までにC型肝炎を発症したという事件がありました。
    C型肝炎は血液感染しますから、カテーテルが原因となる可能性は大いにあり得ます。原因究明のために他の患者の病歴を調べるといった調査を行ったところ、シリンジに血液の混入があった可能性が高いと判明したのです。
    茅ヶ崎市の医療従事者としては、背筋の寒くなるような事件ですね。こういった問題の当時者になってしまわないよう、自分の持ち場に関してはミスなくこなしていきたいものです。

  • 茅ヶ崎市立病院で発生したC型肝炎の感染!

予習復習!~茅ヶ崎市の看護師求人の大原則

  • 茅ヶ崎市の属する湘南東部医療圏は200人以上の看護師不足…中途転職者は引く手あまたの状況!
  • 2007年実績では看護師募集297人に対して入職80人のみ…超売り手市場だから強気の転職活動が可能!
  • 配置基準7:1を満たすには40人もの看護師が必要な病院も!好条件を引き出して転職するなら今!
  • 病院数6院と少ない茅ヶ崎市…平塚市や藤沢市など周辺地域にも目を向けましょう!

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