病院数県下No.4~西宮市は看護師求人の宝庫!

西宮市内には病床数20以上の病院が21院、19以下の診療所が459ヶ所存在しています。病院数は兵庫県4位、診療所数は3位となっており、県内でも転職先の医療機関を探しやすいエリアといえるでしょう。病床数400床の兵庫県立西宮病院、349床の明和病院、192床の西宮渡辺病院など大きな病院も複数あるので、大病院志向の看護師さんはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?逆に夜勤を避けてプライベートを充実させたい方や、年齢的にあまり過酷な労働環境に耐えられないという方は459ヶ所を数える診療所を狙ってみると良いでしょう。この西宮市には、そういったニーズに充分応えられるだけのバラエティあふれる医療機関があります。
市内にお住まいの看護師さんはもちろんのこと、宝塚市や伊丹市など近隣エリアの看護師さんも、西宮市で転職先を探してみてはいかがでしょう?これだけ多くの医療機関がある西宮市なら、充分に看護師需要があるはずです。

西宮市の知っ得看護師求人DATA

西宮市は医療スタッフ不足!?~看護師求人の展望

  • basic data
  • 病院数
    21ヶ所
    診療所数
    459ヶ所
    高齢者人口
    99,395人
    後期高齢者人口
    46,479人

    ※2013年6月時点のデータです

全国的に医師や看護師の不足が叫ばれている昨今ですが、ここ西宮市でも医師不足による問題が顕在化しています。2006年に西宮市立中央病院が産婦人科医の不足を理由に産科診療、分娩の受付を停止したのです。2004年度までは大阪大学から医師を派遣してもらっていたのですが、大阪大側の医師不足により派遣は停止。2005年度は兵庫医科大が医師派遣を行っていましたが、年末に派遣中止を通告されました。西宮市立中央病院は医師の派遣元を探して各地の大学に相談したそうですが、見通しが立たないまま産科診療は休止に追い込まれたのです。結局、入院患者を兵庫医大に転院させ、西宮市立中央病院の産婦人科は婦人科の外来診療を行うだけの状態に。2013年現在も、まだ再開の目途は立っていません。全国的に産婦人科医が不足している今、他の医療機関から産婦人科医を派遣してもらうという運営方法では限界があるのでしょう。自前で常勤医を確保できる病院へと変わっていかないと、この状況を打開することは難しいのではないでしょうか。
ちなみに西宮市立中央病院では2005年に耳鼻咽喉科についても同じ理由で診療休止しています。こちらは2008年に診療再開していますが、どうも病院全体として医師確保に難儀しているようですね。

  • 西宮市立中央病院の移転問題

    現在、西宮市立中央病院は新病院基本計画の策定を目指しています。基本構想では14,000平米となっていた延べ床面積を17,280平米まで拡大し、内科外科の病棟のほかにハイケアユニット(HCU)、小児科病棟、緩和ケア病棟の設置を目指す予定。完成時の病床数は216床となるそうです。広域的感染患者の受け入れや大規模災害への対応も視野に入れており、建設地に盛り土を施して津波対策を行うのだとか。
    こうした計画が実現し、災害医療や高度医療に対応できる医療機関が誕生すれば喜ばしいことですが、心配なのは医師確保。上述のように医師不足で2つの診療科が休止に追い込まれ、産科は7年間にわたって休診状態という現実がある以上、不安がぬぐえないのは確かです。小児科病棟や緩和ケア病棟を用意したところで、中で働く人材が足りなければ機能しません。
    さらに西宮市立中央病院は2003年から毎年のように赤字を出しており、税金の投入によって赤字補填が行われてきたそうです。その額、2010年の時点で120億円。この病院を拡張して運営し、さらに充分な人材を確保することは本当に実現可能なのでしょうか?せっかく移転させてもスタッフ不足で休診が続くようなことがあれば意味がありません。実現できるのかどうか、予算面、人材面でも検討を重ねて頂きたいところです。

  • 西宮市立中央病院の移転問題

看護師求人の選び方~西宮編

  • 西宮市には21の病院と459の診療所が存在!兵庫県で3番目に転職先を見つけやすい街です!
  • 市立中央病院の産科、耳鼻咽喉科が医師不足で休診するなど人材不足が深刻…
  • 人材が足りないということは看護師需要が高いということ!これから転職するなら非常に有利!
  • 医療機関が豊富な西宮市は、市内だけでなく宝塚市や伊丹市の看護師さんにもオススメのエリアです!

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