産婦人科への転職にも役立つ!?助産師国家試験の解説
助産師へのステップアップや産婦人科勤務を考えているのなら是非ともここで助産師試験の過去問を解き、解説内容をチェックしておきましょう!
助産師国家試験過去問題集
それぞれの問いに対して適切なものを選びなさい。
- 問1.
- 妊婦に対する貧血予防の指導として適切なものを2つ選んでください。
- a. ビタミンDを接種するようにしましょう
- b. 野菜に入っている鉄分にはあまり貧血予防効果がありません
- c. 肉、緑黄色野菜を両方とも摂取しましょう
- d. 必要なら、鉄分を含むサプリメントなど栄養補助食品を利用しましょう
- e. 緑茶を飲むようにしましょう
- 問2.
- 次のうち、正常な新生児の特徴として適切なものはどれですか?
- a. 塩辛い味について、その濃淡が区別できる
- b. 眼球運動は、上方から発達していく
- c. 鼻呼吸が呼吸の主体となっている
- d. 視力はおおむね0.1〜0.2程度である
- 問3.
- 地域の思春期相談窓口に13歳の女子から連絡がありました。本人は「他にどこに相談すれば良いのか分からないから電話したが、うまく話せる自信がない」と話しています。助産師が電話に出た場合、初期対応として適切なのはどれですか?
- a. 話すべきことを箇条書きするなどして、まとめてから電話するよう勧める
- b. 思春期の女子が相談してくることの多い内容を具体例として示し、話を引き出す
- c. 相談内容によっては学校の先生や保護者に連絡する場合があることを伝える
- d. 内容はさておき、相談のために行動を起こしたことをまずねぎらう
- 問4.
- 性同一性障害で、法的に性別の変更を行う場合、その条件として誤っているのは次のうちどれですか?
- a. 婚姻をしていないこと
- b. 18歳以上であること
- c. 性別適合の手術を受けていること
- d. 未成年の子どもがいないこと
- 問5.
- 世界男女格差指数(ジェンダーギャップインデックス)に関する説明として正しいものはどれですか?
- a. 男女が完全に平等の場合、指数は0になる
- b. 公表を行っているのはWHO(世界保健機関)である
- c. 第1次産業に従事する層はデータから省かれている
- d. 世界の中で日本の順位は平均より下位である
国家試験問題で産婦人科知識を向上!
助産師はその名前のとおり、分娩に関する知識を問う問題が多くなっています。また、女性の権利向上に関する世界情勢、法令などに関する設問も一定数出題される傾向があるようですね。こうした知識の有無で、産婦人科の患者さんにどういったアドバイスが出来るのかが大きく変わってくるはず。
助産師試験の受験、産婦人科への転職を考えているのであれば、そうした知識を体系的に理解しておくことが不可欠だと思います。看護師としてのステップアップ、スキルアップに当サイトを役立てていただければ、こんなに嬉しいことはありません!